だめだー
2006年 2月 15日 Wednesday劇団四季の『異国の丘』というのを母と見てきました。
太平洋戦争中の蒋介石の甥っ子の女性と日本の九重総理大臣の息子の恋物語という悲しい実話に基づいたストーリー。上演まえに歴史的背景やロシアに捕虜になった人たちの資料の展示物をさらっとみて主役男優が何処やらの記念碑に行きましたーっていう写真をみて。。。あー見るんじゃなかった。この人ったらこんな重たーい歴史の取材に行くのに、そんなに若くもないのに。。。白いロングのファー付きダウンを着てるのだ。色白のむっちりしたお顔にはにあわなーい!一昔前の俳優さんて感じ。で、やっぱり演技もなんだか古くさい感じで、いいストーリーなのに『おえー!』って感じでだめだった。あの俳優独特のちょっぴり目を細めるような臭いつくり笑顔がもう耐えられない!そして一番笑えたのが二人のラブシーン。『今夜をぼくにください。』ってそのまま消えてくれればよかったのに、踊ってさー床にたおれて二回転したのー。ぜんぜん色気なし。
まあでも、母は喜んでたので良しとしましょう。わたしはもう行かないと思います。
でも、そうはいっても生の舞台というのは迫力ありました。ロシアでの強制労働の感じも凄く出てたし。俳優の息づかいとかが感じられてよい経験でした。でも、もうお腹いっぱいです。ごちそうさまでした。